真夏の日差しの中で見る幻のような音楽 サティ作曲「ジムノペディ」

この記事は2分で読めます

今年の夏も暑い日が続きます。

炎天下にいると、意識が朦朧(もうろう)とします。

そんな時に頭をよぎる音楽。

 

エリック・サティ作曲

ジムノペディ第1番

 

1888年に作曲されたピアノ独奏曲。

サティの曲の中でも特に有名な1曲です。

熱を感じさせない涼やかな曲調。

 

 

別世界へのいざない

この曲を聞いていると、夏の暑さで揺らぐ意識が、別世界へと飛んで行くような気分になります。

色のイメージは深い青。

海の底に向かって、ひたすら沈んでいってるような感覚。

まるで時が止まっているかのようにも感じます。

 

暑さを忘れるのではなく、暑さの向こう側へと誘われていくようです。

 

 

古代ギリシャの祭典がタイトルの由来

ジムノペディのタイトルの由来は、古代ギリシャの祭典「ジムノペディア」。

青少年が全裸で神々を称えて踊るお祭りです。

古代ギリシア語では Γギュムノパイディア(υμνοπαιδίαι)」と発音します。

 

サティはこの祭りの様子が描かれた古代のツボを見て、曲のインスピレーションを得たと言われています。

「グノシエンヌ」もそうですが、サティは古代ギリシャへ特別な思い入れがあったのかもしれません。

 

 

ジムノペディは全3曲

ジムノペディは全3曲で、第2番と第3番もあります。

曲調は似ているけど少しずつ違う色合い。

 

全曲、楽譜には特徴的な指示が書かれています。

第1番「ゆっくりと苦しみをもって」(Lent et douloureux)
第2番「ゆっくりと悲しさをこめて」(Lent et triste)
第3番「ゆっくりと厳粛に」(Lent et grave)

 

指示からもサティのもつ独特な世界観が感じられます。

 

 

 

リアルな熱中症対策はお忘れなく^^;

音楽で気分が涼しくなっても、当然ながら現実の暑さに変わりはありません。

熱中症にはくれぐれもお気をつけください(^_^;)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  • コメント (2)

  • トラックバックは利用できません。

  1. こんにちは

    サティのジムノペディ
    いいですね、こんなにいい曲があったことをすっかり忘れていました!
    お陰さまで何十年ぶりかの再会となりました。
    うれしいです、ありがとうございました。

    また、来ます!

    p.s.,
    お礼というほどのものではありませんが・・・。
    管理者さんはもしや「冬の季節」にお生まれですか?
    だって Oh!-samu!
    失礼しました!

    頓首

      • 二川
      • 2016年 12月19日

      音楽は時がたって聞きなおすと、
      以前とは違った感動が味わえますね。
      人生経験が増えるにつれて、
      より深く音楽をくみ取れるようになるのでしょうね。

      残念ながら夏生まれです(笑)
      ナイスなジョークをありがとうございます(^▽^)

プロフィール

名前:二川 倫
ヒット曲には付いて行けなくて、クラシックを聞き始めた。

世間の流れに付いて行けないならクラシックを聞こう。
流行りなんかには染まらずに、自分だけのお気に入りを見つけましょう。

だけど、クラシックは敷居が高い……。
そんなあなたのために、音楽用語の解説と、気分に合わせた音楽の紹介をしています。

詳しいプロフィールはこちら