室内楽ってなんだろう?
室内の反対は野外??
でも音楽って基本的には室内でやるものじゃないの?
室内楽って言葉はよく分からないですね。
この室内楽についての疑問を解決して、あなたも色々な室内楽に触れてみましょう♪
室内の反対は会場
室内楽の「室内」とは、貴族の宮廷の広間のこと。
だから本当は「宮廷楽」とか言ったほうが正しい^^;
コンサートホールや教会など、大きな会場での大規模音楽に対して、小規模な音楽が室内楽。
具体的には弦楽四重奏とか、クラリネット五重奏とかの「なんとか○重奏」など。
指揮者なしの少人数グループだからこそ、一人ひとりの熱を感じられます。
そこにあるのは仲間同士の親密な語らいであったり、本音の議論のような緊張感だったり。
指揮者に統制されたオーケストラや、一人で世界観をつくり上げる独奏曲とも違った、「温度感」が室内楽の魅力です。
○重奏は弦楽器がよく登場する
室内楽で最もポピュラーな弦楽四重奏。
弦楽四重奏は通常、ヴァイオリン2台とヴィオラ、チェロの構成。
ヴィオラはヴァイオリンよりも少し大きな楽器。
チェロはさらに抱きかかえるくらい大きくしたもの。
ピアノ三重奏はピアノとヴァイオリンとチェロの構成が多いです。
フルート四重奏はフルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。
たまにフルート4つの曲もあり。
クラリネット五重奏はクラリネット+弦楽四重奏。
クラリネット5本の曲も少数ながらあります。
「なんとか○重奏」の「なんとか」以外の楽器の登場頻度は、
ヴァイオリン>チェロ>ヴィオラ>ヴァイオリン(2台目)の傾向にあるようです。
デュオとかトリオはクラシックの用語
○重奏というのは「デュオ」とか「トリオ」のこと。
「デュオ」とか「トリオ」だと、あまりクラシックぽくないけど、元々はクラシックの用語です。
クラシックが日本にやってきた明治時代に、何でもかんでも日本語に直したせいで、○重奏という言葉になってます。
二重奏 = デュオ(Duo)、デュエット(Duet)。
三重奏 = トリオ(Trio)。
四重奏 = カルテット(Quartet)。
五重奏 = クインテット(Quintet)。
六重奏 = セクステット(Sextet)。
等々。
クラシックの用語は何でも日本語にされてるせいで、逆にわかりづらいですね。
今の時代に合わせた言葉を付け直せたらいいのに^^;
ネット時代の室内楽に期待
モンハン(ゲーム)のオンラインプレイでパーティ組むみたいに、SNSとかで仲間集めて室内楽演奏というのも いいんじゃないかと思います。
もしかしたら僕が知らないだけで結構あるのかもしれないけど^^;
アマチュアでも、もっと演奏を楽しむ機会が増えるといいですね(^-^)
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