クラシックでタイトルがあったりなかったりするのは何故?

クラシックの曲名ってよくわからない。

「交響曲第○番」だけだったり、「運命」みたいなタイトルがついてたり…。

なんでタイトルありとタイトル無しがあるんだろ?

 

クラシックに興味をもったばかりだと、こんな疑問を持ってしまいます。

この分からない事だらけのクラシックのタイトルについて解説いたします(^-^)

 

 

 

実は誰かが勝手に付けてる

「運命」や「悲愴」などのタイトルの大半は、コンサートの興行主や楽譜、レコードの出版社が勝手につけたものです。

タイトルと曲の内容は、関係ないことが多いです。

 

ベートーヴェンの「運命」も、実は運命を描いてない^^;

「運命」は日本で付けられたタイトルで、ヨーロッパでは通じません。

 

 

 

売るためにはタイトルが必要

どんなに優れた曲でも、まずはお客さんが興味を持たないとチケットや楽譜は買ってもらえない。

「交響曲第○番」だけではお客さんの興味を引けないので、タイトルが付けられました。

 

現代でも売れない商品の名前を変えただけで、大ヒットしたという話はいっぱいあります。

芸術という分野でもタイトルがヒットするかどうかに関わります。

 

ヒットしなければ そのまま忘れさられ、歴史に残ることもない。

芸術もビジネスとして成り立たなければ存続できません。

 

 

 

基本的に本人は付けない

例えばあなたがオムライスを作ります。

ケチャップライスの具はベーコンで、ご飯を薄焼き卵で包んだオムライス。

 

もう一つオムライスを作ります。

ケチャップライスの具は鶏肉、ご飯の上に半熟オムレツを乗せました。

 

タイプは違うけど、どっちも出来上がったものは「オムライス」。

最初のは「オムライスギャラクシー」で、次のは「オムライスヴォルケーノ」とか、名前をつけたりはしませんよね。

そもそも こんな中二病ネームは選ばないだろうけど( ̄∇ ̄;)

 

 

音楽も同じです。

誰がどう作っても、「交響曲」は「交響曲」です。

あなたがいろんなタイプのオムライスを作っても、全部「オムライス」であるように。

 

基本的に作曲者は特別なタイトルを付けません。

 

 

 

 

作曲者が名前をつける「標題音楽」

「俺は絶対に銀河をイメージしたオムライスを作ってやる!」

なんて情熱を持って作り上げたなら、「オムライスギャラクシー(銀河)」と名付けるかも。

オムライスで表現したい理由は、よくわかりませんが( ̄∇ ̄;)

 

 

音楽でも明確なイメージを描いた場合には、作曲者が名前をつけます。

(逆に言うと、描いたもの以外をイメージされるのがイヤな場合)

 

こういうのを「標題音楽」と言います。

ベートーヴェンより後の、音楽史でロマン派と呼ばれる時代に生まれた言葉です。

何かを描いた音楽はそれ以前からもありましたが、言葉で明確化されて流行り出しました。

 

ベートーヴェン以前の時代では、作曲者がタイトルを付けたものは少数。

ロマン派時代では、タイトル=音楽の内容 のものが多数出てきます。

 

こうして音楽のタイトルは複雑化し、過去の曲にも大げさなタイトルが付けられました。

 

 

 

 

タイトルはあんまり気にせずに楽しみましょう^^

クラシックのタイトルは、実はかなりいい加減だったことが、ご理解いただけたでしょうか^^;

でも「運命」とか「革命」とか付いてると、何となく興味がわきますね。

オムライスに「ギャラクシー」とか付いてると避けたくなるのに( ̄∇ ̄;)

 

表面的なタイトルには惑わされずに音楽を楽しんでください^^

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