意見がぶつかることを恐れない。そんな気分になれる名曲 ベートーヴェン作曲「クロイツェル」

自分の意見をズバッと言いたいのに気後れしてしまう。

そんなことってよくありますよね^^;

 

会議で意見を言いたいけど反論が怖くて言えない…。

友達に思ったことを伝えると怒らせてしまいそう……。

僕なんかは気が弱いので、相手の反応を恐れてすぐに何も言えなくなってしまいます^^;

 

ですが、意見を戦わせるのは決して悪いことではありません。

お互いに考えをぶつけあってこそ生まれてくるアイディアがあります。

本心をぶつけあってこそ真の理解が生まれます。

 

そんな事を感じさせてくれる名曲をご紹介します☆

 

 

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲

ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」

第1楽章

 

 

この曲には、譲れない議論を繰り広げているような緊張感があります。

そして、ぶつかり合う中でお互いにより深い部分をさらけ出すようになってくる。
ぶつかり合うことで次第に調和が生まれてくる。
そんな雰囲気が感じられます。

 

もしも自分が意見をぶつけなければ、相手も心の中の深い部分を出すことはないでしょう。

相手の深い部分を引き出すために、敢えてぶつかるべき時もあります。

決して恐れる必要はありません。
何かを生み出すためには深い情熱が必要なのですから。

 

 

 

ヴァイオリン・ソナタに革命を起こしたベートーヴェン

ベートーヴェン以前のヴァイオリン・ソナタは、ピアノがメインでヴァイオリンは助奏の立場でしかありませんでした。

しかし、この第9番では ついにヴァイオリンとピアノが対等なものとして作られました。

それ故にベートーヴェン自身は、このような題を付けました。

「ほとんど協奏曲のように、相競って演奏されるヴァイオリン助奏つきのピアノ・ソナタ」。

ベートーヴェンによってヴァイオリン・ソナタというジャンルが、ヴァイオリンのためのものになりました。

 

 

クロイツェルは人の名前

何となくかっこいい響きのクロイツェルというタイトル。

これは実は人の名前です。

ヴァイオリニストの「ルドルフ・クロイツェル」に楽譜が捧げられたことから、クロイツェルと呼ばれるようになりました。

 

ベートーヴェンは元々は「ジョージ・ブリッジタワー」という人に楽譜を捧げるつもりでした。

しかしブリッジタワーと不仲となって、相手をクロイツェルに変えました。

 

だけど、クロイツェルは一度もこの曲を演奏することがなかった。

一見するとかっこいいタイトルなのに、格好のつかないエピソードです^^;

 

 

 

タイトルの似た曲にご注意

ロシアの小説家、レフ・トルストイという方が、この曲からインスピレーションを得て「クロイツェル・ソナタ」(1899年出版)という小説を書きました。

 

その小説からインスピレーションを得て、ヤナーチェクという作曲家が「クロイツェル・ソナタ」(1924年初演)という弦楽四重奏曲を作ってます。

 

ややこしいですけどお間違えのないようにお気をつけください。

 

 

 

ぶつかることを恐れなくていい とは言え、不要な揉め事は起こらない方がいいですね。

常に自分の主張を押し通そうとするのではなく、ここぞという時に恐れない勇気を大切に^^

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