フィギュアスケートでお馴染みだけど、ちょっとヘンテコな曲。ラヴェル作曲「ボレロ」

フィギュアスケートファンにはおなじみの曲、ボレロ。

テレビでフィギュアやってる時に、CM前後のジングルで使われることが多いです。

 

あなたはこの曲ご存じですか?

 

モーリス・ラヴェル作曲

「ボレロ」

(とても小さな音でスタートするので、音量を上げてお聞きください)

 

実はこの曲、ちょっと変な曲です。

 

 

リズムはワンパターン

この曲にはひとつのリズムしか出てきません。

文字で表現するなら、タンッタタタ タンッタタタ タンッタンッ タンッタタタ タンッタタタ タタタ タタタ と言う感じ。

最初から最後まで何度も何度も繰り返して、15分近くをひたすらこのワンパターンで押し切っています。

 

メロディはツーパターン

さすがにメロディはワンパターンではありません。

ツーパターンです( ̄∇ ̄;)

 

40~50秒くらいのメロディAを2回繰り返すパターン1。

これまた40~50秒くらいのメロディBを2回繰り返すパターン2。

この二つのパターンしかありません。

 

パターン1と2のセットを曲全体で繰り返します。

 

同じリズムとメロディの繰り返しが崩れるのは終わる間際だけです。

 

 

単純だけど意外と飽きない

こんなに単純な曲ならば、聞いてるとすぐ飽きてくるんじゃないかと思ってしまいます。

だけど、意外とそうではないのが この曲のすごいところ。

 

メロディを奏でる楽器が次々にバトンタッチされていって、同じメロディなのに響きが変わる。

演奏する楽器の数がだんだん増えていって華やかに。

曲が進むに連れて音量も少しずつ上がって盛り上がりを見せる。

 

「オーケストラの魔術師」と呼ばれるラヴェルの持ち味が見事に現れています。

 

 

ワンパターンも悪くない

この ひたすら繰り返す と言うヘンテコな音楽。

だけど、人生とかお仕事に当てはめてみると、結構いい感じなのではないかと思います。

 

はじめは小さなことだけど、焦ることも立ち止まることもなく淡々と進めていく。

同じことを繰り返してるようで、様々なアプローチを試みて より充実したものに進化。

 

続けていく中で自信もついてきて堂々と、やがて仲間も出来て規模も大きなものに。

 

それでも決して急ぐことも怠けることもなく常に落ち着いた態度。

そして、ふと振り返ると、抱えきれないほど多くのものがそこにはあった。

 

こんな感じのストーリーも当てはめられます。

 

 

作曲者公認の変な曲

ボレロにはこんなエピソードもあります。

 

この曲が初演された時、聴き終わった観客の女性がこう言いました。

「この曲は頭がおかしい!」

それに対して作曲者のラヴェルの言葉。

「彼女はこの曲をよく理解している!」

 

この曲がわけわからないと感じても大丈夫です。

あなたは作曲者の意図をとても良く感じ取れています☆

 

 

自分のペースで

世間の評価なんて気にしなくていいです。

あなたもこの曲のように、自分のペースで確実に進んでいきましょう^^

2 件のコメント

  • ボレロ
    この曲に出会ったのは中学生の時。鑑賞曲で音楽室から聞こえてくる度、心がわくわくして、受けてる授業が、何処かへ飛んで行ってました。バレーでも有名ですが、まさに踊る為の曲と言えましょう。

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